12月 192016
 

指導日記(12月)

文責:赤星

ビリギャルを見よ、ということで見てみました(今更)。
面白かったです。私、ドラゴン桜も嫌いじゃないので、面白く見せていただきました。

感想は別に、塾の講師が書いてもちっとも面白くないと思うので、書きませんし、うちの塾がビリギャルにあるメソッドを使っているわけでもないので、それをいろいろと批評することもしません。映画として、受験がネタだと、塾講師として「ああーあるある(笑)」などというのが人とは違った楽しみ方だなあ、という一人満悦がまた面白いというレベルです。

さて、ビリギャル見たところで、ふと西荻塾に思いをはせましょう。年末が近づき、センター試験まで1ヶ月を切りました。最後の模試が終わり、各々にその成績がかえってきており、志望校の最終選定に入っております。毎年言っていますが、今年はまた格別な指導経験を積ませてもらっています。

近くに住んでいながら昼夜とお母様の手作りのお弁当を塾で楽しそうに食べている、それこそ自習室に住んでいるかのような生徒の姿がデフォルトの風景となりつつあります。ある講師の実家農園からミカンの差し入れがどどんと届いたはずなのにその減る量のおかしさに驚いたり、講師用(のはずの)冷蔵庫・電子レンジの前に常に生徒がいたりと、教室が移転しても、相変わらずの風景で、目新しさもなくなりました(それでよい)。積み上げて整理が後回しになっている我々スタッフのモノも徹底した断捨離でかなり片付きました。
奥多摩セミナーハウスの定期点検にも行ってきましたが、室内が氷点下という極限状態で、春の合宿に備え、こちらは駅前校・南校(高校受験部)の活気と違って冬眠開始です。

高校2年生。

表情が一気に変わってきました。受験生らしさが一気に出てきました。塾としては、非常に頼もしさが出てきたように思いますが、危機感が先走りすぎないように、足下をきっちり見極める時期といえるでしょう。修学旅行、部活の試合もさることながら、一気に様々なことで忙しくなる中、短い時間でもかまわないから、机についた瞬間、さっと集中して、日々のノルマをコツコツと仕上げる、週に1度はまとまった時間を勉強に割く、そういう面談をする機会も増えました。
勉強は、ちょっとした時間の集中と、ある程度のロングスパンの集中のバランスで決まると思います。時間はどこまでいっても有限ですから、このリズムを早々に身につけてもらいたいと思っており、授業ももちろんですが、それ以外の時間で、自習のリズムについて語る時間が日に日に増えています。いい授業をするのは、塾の最低条件ですから、それに加え、こういった自習のリズムをいかに早く切り替え、軌道に乗せるか、日々指導側も悪戦苦闘しています。高3の5月に完全に課外から引退してから勉強に集中する、という子も毎年いて、それこそビルギャルではないですが、鉄の意志をもってめざましいのび方をする子もいます。しかし、この時期に、受験生として、あと1年どう過ごすか、そこに真剣に思いを巡らせる生徒たちには、そんなことを言うのは文字通り最悪で、今から鉄の意志を固めると同時に、ある程度確固とした学習のスタイルを築いてもらいたいと思っています。もとい、早いにこしたことはない、今から、というのは失礼で、西荻塾に入ってくれたその瞬間から、全力で受験に向かえるスタイルを日々模索しながら、指導を行っています。

高校1年生。

学校生活も安定しつつ、かなり高校生として学習内容も高度になりつつあります。期末試験の成績を手にして、思うこともたくさんあったようです。部活動だけでなく、様々なイベントなどにも積極的に参加しているようで、イベント会場で某スタッフと出くわしてびっくりなどというのもあったようですが、充実した表情が、中学生のころとは見違えるようになりました。また、この時期から本格的に塾を探して、西荻塾の扉をたたいてきてくれた子たちの顔つき。2年後を見据えて、高1全体のために、西荻塾としても、全力で教材を作り、全力で冬期講習の準備をしているところです。高校2年生にいえることは、高1にもいえること。高2とは違って、勉強のスタイルは高1ならではの調整が必要ではありますが、やはり、バランスのとれた自習のリズム、定期試験の上手な生かし方もキーポイントになります(塾の授業は、定期試験対策をする場所ではないのですが、自習指導を通して、どうこれを受験に活かすかは非常に重要な指導のポイントと考えています)。テスト前なんで・・・という気持ちはよくわかります。しかし、そういうところは日常学習で、どうやって解消するか、内容が高度になりつつある今こそ、そこを徹底して。直前は誰でも焦る。そこは仕方ないにしても、有意義な焦りを覚えてほしいところです。直前にこれだけ見直せばOKというスタイルを学んでほしいところです。テスト前に逆にそれだけで何とかしようということ自体が、長期的にも損であることも切々と説いています。

ほとんど

ビリギャルとは関係のない話で終わっておりますが、12月のこの時期こそ、という日々の指導を文字に起こしてみました。
ちなみに、失礼とは思いますが、うちにもいる、ビリギャル、ビリダン(?)、結構毎年すごいですよ。本気でバンドマン、本気でサッカーやって、ちゃんと第一志望、合格しましたし、今年だって偏差値35から現在は60近くまであげてA判定にこぎつけた子も!模試の成績持ってきてくれまして、その場ではクールに、「なるほどうんうん、ここを修正すればもっと確実性が増す」、と(ちゃんと)アドバイスを与えながら、内心よっしゃーとも拍手してたりもします。私たちも、言わなくてもみればわかると思いますが、人間くさい人たちなので、割とその辺は感情豊かに皆さんを見守っています。

12月に入って、学校の進路面談で、担任から、まったく信頼されていなくて(その担任の先生は、5月以前でその生徒の評価が固まっているのか、そこがぶれずにはなはだ疑問は尽きませんが)、そんな志望校無謀だとか、もっと下受けろとか言われている子もいて、不安そうな表情を浮かべて塾に来ることがあって、心を痛めていますが、私たちは努力は報われるとそれこそぶれずに、日々向き合いながら、進路面談を重ねている日常です。2017年の入試が終わるまで、あと2ヶ月。心から、応援しています。

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