3月 102016
 

2016年西荻塾入試総括

執筆担当:西荻塾大学受験部総括 赤星

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今年の西荻塾生たちも,結果如何をとわず,本気で受験と対峙していました。まずは,そこに最大限の敬意を表したいと思います。

さて,今年も,受験を総括する時期がやってきたかと思うと,1年とはあっという間だなあと痛感します。これは,私たち講師陣が,というよりは,むしろ受験生たちの時の流れにおいて痛感するものであります。ついこないだ,君たち受験生がいよいよ「受験生」として,夏までの一学期間,こうやろう,ああやろう,そして夏までにこうなろう,ああなろう,と一生懸命自習室に張り付いていたかと思えば,いまや,サークルやアルバイトの相談を持ってきたり,おすすめの劇団を「質問」してきたりするのですから。

しかし,この1年の歩みは,ただただ時の流れの早さに驚くばかりのものばかりではなく,受験生たちの成長の早さに驚く1年だったように思います。6月に塾の扉を叩いたときは100点満点で10点台のあの生徒が,卒塾時には80点をかるく超えたり,最後の模試やセンターリサーチまでE判定だったけれど(いや,一緒に絶対に2次試験で乗り越えると信じて頑張ったのですけど),きっちり第一志望の国立大に合格したり,数学ができないと毎日泣き言ばかりの彼が,数学受験で超難関大にきっちり合格したり・・・エピソードはそれぞれ全員に語れば数時間とあるわけですが,その成長の軌跡に目頭を熱くするものを感じた一年であったように思います。
失礼を承知で言えば,今年の受験生たちははっきり言って,1年前,2年前は想像もつかない人物であり,現在の「君たち」に至るまではまあ並大抵のものではすまない,そういう高校生活を謳歌した普通の生徒たちだったように思います。部活を途中でリタイアすることもなく全力でやりとげ,学園祭には全力で汗を流し,とむしろそっちの意味では大変忙しい生徒たちでありました。その意味で,高校生活を受験に捧げたような生徒は一人もいないわけで,「普通の子供たち」ばかりで今年の受験はスタートしたわけです。

しかし,本当に彼等・彼女たちは努力をした。夏合宿が終わって,これまで他人だった隣の子が,別のクラスの子が,一緒に頑張れる友達になった。朝の7時には自習が始まって,夜の10時まで続いた。既卒や現役の壁も関係なかった(合宿に参加した高1まで巻き込んでいるのですから)。仲間がいることは何に付けてもすばらしいこと。授業という空間をもって彼等がそのようなすばらしい仲間たちと知り合えたというのならば,それでこそ西荻塾の存在意義があったと胸を張ります。

さらに,「寝て起きて努力・勉強という生活を経験できたことは,彼・彼女の人生にとって大きな意義があったと思います」「一人では戦えなかったと思いますが,一緒に頑張ってきた一生の友人がこうして塾で出来るとは信じられないものがあります」と保護者の方からお言葉をいただいたときに,西荻塾としてその場を提供し得たことを誇りに思う次第です。

私たちは,この塾の雰囲気を大切にしたいと思います。

最後にゴールテープを切るのは受験生です。が,私たち,西荻塾は,今年以上に,これからも,授業に,自習指導に,「場作り」に,全力で受験生の伴走をつとめていきたいと思います。

もう一度,今年の西荻塾で受験を戦い抜いたみなさんに,その努力の軌跡に,最大限の心から敬意と感謝を込めて。
また,2017年入試も楽しみにしています。

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